マーケティング本部 公共ソリューショングループ
チーフ T.Uさん 2024年中途入社
サービス提供を通じて先生方の想いを実現する「同志」になる
大学卒業後、愛知県の公立小学校の教員として4年間勤めました。体育科の主任として1,000名ほどの児童がいる小学校で、子どもたちが主体の運動会を実現したり、研究授業に取り組み、保護者や同僚の先生方から反響をいただけることに大きなやりがいを感じていました。一方で、ICTなど新しいものを取り入れていこうとする際に、「先生だからできることですよね」と言われてしまい、日々の業務に追われる中で自分が工夫した授業や新しい取り組みを、ほかの先生方にも無理なく実践してもらうことの難しさを感じていました。
また日々様々な子どもたちに向き合う中で、学びに遅れがある子どもたちへの十分なフォローができないことにも歯がゆさがありました。愛知県だったので外国籍の子どもも多くいたのですが、日本語指導に充てられる時間が限られ、授業の内容が分からないまま教室で過ごす子どももいました。先生個人の努力だけで、必要な支援を十分に届けることの難しさを感じていました。
ちょうど、教育現場で感じた課題を外から解決していく仕事に挑戦してみたいと思うようになったとき、すららネットに出会いました。学びに課題を抱える子どもたちへのアプローチに真剣に取り組んでいること、「すららにほんご」というサービスで日本語指導の課題にもアプローチしようとしていることを知り、入社を決めました。
学校部門のカスタマーサクセスとして入社してからは高等学校を中心に担当しました。公立・私立・通信制など種別は多様でしたが、現場で自身が感じていた課題の通り、やはり新しいものを取り入れてもらうことの難しさに直面する日々でした。
そんな中でも自身の教員経験は大いに役立ちました。教員経験があるからこそ、先生方が日々大切にしていることや、学校現場ならではの事情に対して寄り添って話すことができたかと思います。
先生方の想いを実現するための補助ツールとして「すらら」を活用してほしいという気持ちで接しているうち、同じ目標に向かう『同志』として先生方に受け入れていただけることも増えていきました。 先生方とのつながりはいつも大切にしているのですが、異動して「すらら」を使っていない学校に移った先生から、個人的に連絡をもらうことも多くあり嬉しいですね!
教員時代の課題感から、新規サービス「すららにほんご」の拡販に挑戦
入社して半年くらい経った頃、当時はまだ新規事業だった「すららにほんご」の拡販に関わりたいと上司に直談判し「ぜひやってみて」と背中を押されて、「すららにほんご」の自治体向けの営業活動を手探りでスタートしました。教員時代にもつようになった課題意識から「確実にニーズがある、絶対必要なサービスだ」という自信はありましたが、こういった新規のサービスの導入を誰がどう意思決定するのかといったことは一から学ぶ必要がありました。ひたすら電話をかけては自治体の担当者に聞き、現場にも足を運んでは先生方と話をして、どういう営業活動をすればよいのか地道につかんでいきました。
とある夜間中学校に導入が決まったことは大きな転機となりました。日本語指導に熱心に取り組む先生と出会い、メディアへの露出などで認知も高まっていきました。日本語指導を専門的に学んだ経験のある先生は多くなく、先生方も手探りながら一生懸命教材研究をされているのが現状です。ほかの学校での活用例や、学習者にどのような変化が見られたかといった情報は強く求められていて、自分自身がそういった先生方のハブとなって、先生同士のつながりを作っていけていることにも大きなやりがいを感じています。
先生方や子どもたちに対して価値を発揮できる存在でありたい
教員時代に目の前の子どもたちに向き合うやりがいも非常に大きなものでしたが、今は別の立場として、社会に価値や影響を与える範囲が広がったことにやりがいを感じています。1つの市町村の事例を横展開して多くの市町村に広げれば、そのぶん、より多くの子どもたちに、自分に合った学びの機会を届けられる可能性が広がります。また1つの自治体で教員をしていた頃には絶対に出会うことがなかったであろう、全国の先生方とのつながりも自分の財産になっていると感じますね。
私は入社して半年で、社内でまだほとんど誰もやっていない分野に挑戦してみたいと言い出したわけですが、年齢や経験に関係なく「やっていいよ」と背中を押してもらえて、助けてほしいタイミングでは相談にのってもらえて……というチームの雰囲気も、非常にありがたいなと思います。会社全体にも、それぞれのメンバーが「子どもたちのために」という信念をもっていて、思っていることを率直に言い合える風土がありますよね。

実は教員を辞めるとき、引き留めてくださった当時の校長に「これまでの教員経験と、これから企業で得る経験や学びを、必ず先生方や子どもたちのために還元します」と言って辞めたんです。そう約束したからには、教育業界の中で個人として価値を発揮できるようにならなければと常に思っています。直近の目標としては「すららにほんご」を必要としている学校や自治体への導入を広げ、シェアの拡大と収益の向上を通じて、継続的に子どもたちの学びを支えられる事業へと育てていきたいです。また、先生方とのつながりの中から、困っている子どもたちや先生方の力になっていきたいですね。