学校チーム①

マーケティンググループ 学校チーム

 
R.Mさん 2021年新卒入社

多くの困難な境遇にいる子どもたちを救う「仕組み」づくりに携わりたい


私は学生時代の経験から、「子ども」をめぐる様々な問題、特に教育格差の問題の解決ができる仕事がしたいと考え、すららネットに新卒で入社しました。
子どもと関わることが好きだったので、今思えば常にそういった環境を探していました。 そのなかで教育格差に目を向けるきっかけとなった学生時代の経験は2つあります。
まずは学童で4年間学習補助のアルバイトをしたことです。 いつも元気いっぱいでクラスの人気者なのに、3年生になってもひらがなの読み書きがおぼつかない子がいたことが強く印象に残っています。 早く遊びに行きたいのに、学校の宿題を終えることができず泣き出してしまうことがありました。 付き添ってサポートしていましたが、できることに見合わない宿題をやることに意味があるのかと、見ていて辛かったです。 補習をしようにも、どこから手をつけていいのか分からない状態で、この子のような子どもを救うにはどんな手段があるのだろうかと大いに悩みました。
また、フィリピンでの貧困地域支援ボランティアでも、子どもの教育格差の問題について考えさせられました。 山村集落で活動したのですが、支援で贈られた文房具を手にし「学校に行ったことはないけど、字を書いてみたい」と目を輝かせる子どもたちを見て、学校に通うことのできない子どもたちの境遇に課題意識を強く持ちました。
就職活動にあたっては、教員や学童指導員など「目の前の子どもと関わる」道よりも、国内外問わずいる、多くの困難な境遇にいる子どもたちを救う「仕組み」づくりに携わり、一人でも多くの子どもを救いたいと考えていました。 初めはなかなか自分の理想を実現できる企業に出会えず、そんな中で内定をいただいたIT企業に就職しようと思っていたのですが、あるとき「教育格差×子ども」で調べた際に初めてすららネットを知り、「ここだ!」と思いました。 発展途上国で教育事業を展開しているような企業は他になく、強く惹かれたので、通常の新卒採用選考がすでに終了しているのを分かっていて、ぜひ選考を受けたいと問い合わせました。 思い切って問い合わせたことが入社につながって、本当によかったです。


自治体の「教育目標」を実現するためのICT教材活用施策を共に考える


今はマーケティンググループ学校チームに所属し、自治体・教育委員会を通して「すららドリル」を導入してくださった公立の小中学校に対してカスタマーサクセス活動をしています。
導入決定直後には、何百人という担当者・教員の先生方に向けて「使い方研修」を実施しますし、運用が始まってからは教育委員会との間で月一回など定例会議を設け、その自治体が掲げる「教育目標」を実現するために「すららドリル」をどう活用すればよいか、活用状況の振り返りとさらなる活用施策の提案、活用促進などを行っています。 時には「教育目標」そのものの策定について相談を受けることもあり、教育委員会と一緒に教育目標を作り上げることもあります。
例えばとある自治体は2年前から「すららドリル」を導入してくださっていましたが、思うように活用が進んでいない状況でした。 しかし、粘り強く指導主事の方に提案を重ね、先生方向けに研修会を開く機会をいただくことができました。 研修会の成果が出て活用度がアップした結果、指導主事の方も前向きになり、今では長期間での契約更新を行う話も出してくださっています。 ICTが苦手な先生はどの地域・学校にもいらっしゃいますし、そう言った先生は手厚いサポートがあって初めてICT教材を使いこなすことができるので、地道なフォロー活動はとても重要です。 きめ細やかなフォロー活動が、すららネットの大きな強みでもあると思いますね。

手を挙げればチャンスを得ることができ、与えられる裁量も大きい



私がベンチャー企業を選んだのは、早いうちに専門性を身につけていきたいという希望があったからです。
すららネットでは手を挙げればチャンスを得ることができ、与えられる裁量も大きいです。
まだ新卒3年目ですが、自分が企画した仕事をPDCAを回しながら責任をもって進められていて、日々自身の成長も実感しています。

もともとの「多くの子どもたちに影響を与える仕組みづくりに携わりたい」という軸から、公教育の分野に関わりたいという希望を持っていましたが、今まさに公教育のフィールドで自治体や教育委員会とともに、教育行政に関わるような仕事ができています。 自分の想いにつながっている仕事なので、やらされ感なく、やりがいをもって働けていますね。
すららネットに新卒で入社して良かったと思うのは、新卒メンバーへのサポートの手厚さもあります。先輩方は皆優しく面倒見が良い方ばかりです。 また採用内定が決まってからの内定者研修と、引き続き入社後3か月まであった入社後研修を経て、プロジェクト型の仕事の動かし方を徹底的に学ぶことができました。 常に複数の案件を同時並行で進めていくので、そういったときの業務プロセスの描き方、スケジュールの組み方を学んだことが、日々の仕事に役立っています。

直接は見えない、何十万人もの子どもたちのことを思いながら日々働く


 

今は約20の自治体を担当しています。 やり取りしている数十人の教育委員会の方々の向こうに、何万人という先生方がいて、その先に何十万人という子どもたちがいる、その見えない子どもたちのことを思い浮かべながら、日々仕事をしています。 来年からは各自治体がそれぞれ行っている、不登校の子どもの支援分野にも積極的に関わっていく予定です。 どの自治体も手探りで対応しているので、BtoCの分野で不登校支援の実績を持っているすららネットのノウハウをもとに、良い仕組みを作り、横展開していけないかなと構想しています。 今後の目標は、まだ社内では歴史の浅い「自治体チーム」の、組織力を高めていくことです。私立学校など単体の学校とのやり取りとは全く異なる動きが求められるので、ノウハウを蓄積して、チーム全体で活動内容を標準化していきたいですね。

子どもたちにこういう影響を与えたい、というご自身の軸を持っていて、それを実現までもっていく行動力のある方は、自治体チームに向いていると思います。 ぜひ、そんな方と一緒に子どもたちのために働いていきたいです!